『こどものツボ』 Y.皮膚の病気
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どんな病気?
じんましんは、急に皮膚がブツブツと少しもり上り、とてもかゆいものです。 大きさは大小いろいろで、体のどこにでもでき、色も赤っぽいものや白っぽいものがあり ます。 一度でた後、すぐ消えていく場合と、しばらくの間でたり消えたりするものがあります。 急性じんましんは、ふつう2〜3日から1週間くらいででなくなりますが、なかには1ヶ 月以上も続く場合があります。 原因としては、食べ物だけではなく、カゼをひいて体の調子が悪い時とか、花粉や気候の 影響を受けてでることも少なくありません。 また、じんましんが生まれつきでやすい体質の人もいるようです。
治療
飲み薬: かゆみ止め(抗ヒスタミン剤)や抗アレルギー剤などが処方されます。
ぬり薬: かゆみ止めが処方されます。
注 射: じんましんがひどい時は、抗ヒスタミン剤などを注射します。
家庭での看護
薬 : 飲み薬は処方された分を全部飲みきってください。
途中で中止すると治りにくくなることがよくあります。
風 呂: じんましんがでている間はお風呂を控えてください。体が温まるとじんましんがひ
どくなるからです。
シャワーなどぬるめのお湯で汗を流してください。じんましんがひいた後もしばら
くはぬるめのお風呂にしてください。
食 事: タマゴ、牛乳などの乳製品はしばらくの間控えましょう。
油の多いものや消化の悪いものも避けましょう。
その他: 部屋は涼しくして、衣服もやや薄着にします。
汗をかくことは避け、疲れがたまらないようにしましょう。
タオルなどで冷やしてあげるとかゆみが楽になります。