『こどものツボ』 Ⅶ.気になる症状
チック
どんな病気?
自分の意思とは関係なく、体の動きや声が頻繁にでる一時的なくせのようなもので、子ど
もの心が不安定になっているのが原因と考えられます。
小学校低学年までの子どもに多い心の病気の一つです。
・目をまばたきさせる
・顔をしかめる
・口をゆがめる
・咳ばらいをする
・鼻をならす
・突然声をだす
・頭をふる
・肩や手足をピクッと上げる
など、他にもいろいろなチックがあります。
治療
軽いチックは、半年から1年くらいで自然に治りますが、なかにはなかなか治りにくいチックもあります。
家庭での看護
まわりの者があまり神経質にならないようにすることが大切です。 また、原因を考えてみて、子どもの心の不安や緊張をやわらげてあげてください。
チックはわざとやっているわけではないので、叱ったり、注意したりしても治りません。
なるべく知らない顔をし、のんびりと楽しい毎日を過ごせるよう心がけましょう。
