『こどものツボ』 U.よくある症状とその看護
下痢の時の食事(幼児)
下痢の症状がひどい時
●下痢をすると体の水分が失われていくので、水分を十分に飲ませるようにします。
小児用のイオン飲料(冷たくないもの)、湯ざまし、番茶、麦茶、野菜スープ、にんじんスー
プ(実なし)、みそ汁のうわずみ、りんごのすりおろし汁など
●食欲がなくて食べないと栄養のことが心配になりますが、無理にあたえることはありませ
ん。
食事は控えめにして、腸を休ませます。
下痢の症状がよくなってきたら
@一回の食事の量は少なくして、何回かに分けて(4〜6回位)あたえ、腸への負担を軽く
します。
A便の様子をみながら、次のような腸を刺激しない、消化のよい食品を選びます。
・おかゆ、パンがゆ、うどんのやわらか煮、おじや、マッシュポテトなど
・煮りんご、バナナ、にんじんやかぼちゃ(皮をむく)の煮つぶしなど
・豆腐、豆乳(冷たくないもの)、白身の魚、卵(卵黄→全卵の順に)など
(穀類一野菜→豆腐・魚・卵の順に進めます)
・煮りんご、バナナ、にんじんやかぼちゃ(皮をむく)の煮つぶしなど
・豆腐、豆乳(冷たくないもの)、白身の魚、卵(卵黄→全卵の順に)など
(穀類一野菜→豆腐・魚・卵の順に進めます)
メニュー例@二色おろし
りんご・・・・・・・・・・・・・・・40g
にんじん・・・・・・・・・・・・・10g
☆にんじんはゆでてすりつぶします。すりおろしたりんごを加えます。
メニュー例Aうどんのやわらか煮
ゆでうどん・・・・・・・・・・・・70g
ほうれん草(葉先)・・・・・・10g
だし汁・・・・・・・・・・・・・・・100cc
☆だし汁にしょうゆ少々で薄く味をつけ、うどんとゆでたほうれん草を入れて煮ます。
控えたい食品(腸を刺激して下痢を悪化さぜることがあります)
○脂肪の多いもの:ポテトチップス、揚げ物、バターなど
○繊維の多いもの:さつまいも、ごぼう、れんこん、豆類、みかんなどの柑橘類、海藻など
○冷たいもの:ジュース、アイスクリーム、牛乳など
○甘さの多いもの:ケーキ、カステラ、プリンなど
○脂肪の多いもの:ポテトチップス、揚げ物、バターなど
○繊維の多いもの:さつまいも、ごぼう、れんこん、豆類、みかんなどの柑橘類、海藻など
○冷たいもの:ジュース、アイスクリーム、牛乳など
○甘さの多いもの:ケーキ、カステラ、プリンなど