『こどものツボ』  X.小さな赤ちゃんの気になる症状

新生児ざそう

新生児ざそうとは?

生後1ヶ月頃からではじめて、3〜4ヶ月頃まで続く赤ちゃんの発疹です。 赤くもり上がった小さなぶつぶつで、顔全体に、あるいは胸のあたりまでひろがることも あります。これは、お母さんのホルモンがまだ赤ちゃんの体の中に残っていて、そのはたら きでぶつぶつができてくるという、いわば赤ちゃんのにきびです。

治療と看護

生後3〜4ヶ月してお母さんのホルモンが赤ちゃんの 体からなくなってしまうと、すっと消えていきます。し たがって、いくら外からぬり薬をぬっても効果はありま せん。 自然に消えていくまで赤ちゃんの顔を清潔に保つこと が第一です。 また、この時期の赤ちゃんには、これに似たいろいろ な湿疹がでやすく、ぬり薬が必要になることもあります ので、注意してください。