『こどものツボ』 X.小さな赤ちゃんの気になる症状
舌小帯短縮症
どんな病気?
舌の下の部分にある舌小帯という膜が生まれつき短くて
厚いため、舌が前にでてこない病気です。
赤ちゃんが舌をだそうとするとハートを逆さにしたよう
な形にみえるのが特徴です。
あまり短いと、うまくおっぱいを飲めなかったり、発音
に問題がでてくる場合があります。
治療
様子をみる : 少しくらい短くても、成長するにつれてふつ
うの長さになります。
手 術 : 授乳がうまくいかなかったり、発音に問題が
でてくる場合は、手術が必要です。
ただし、小さい赤ちゃんの場合は、切ったあ
とがまたつながることが多く、また大きくなって切る場合は出血しやすくなるので
全身麻酔が必要になることがあります。