こどもの病気

こどものツボ2

急性副鼻腔炎

どんな病気

鼻のまわりには副鼻腔と呼ばれる骨に囲まれた空洞があります。その内側の粘膜が細菌や ウイルスの感染によって炎症を起こし、空洞の中に膿のような液体(黄緑色の鼻汁)がた まる病気です。

原因

かぜをひいた後にかかりやすいものです。

症状

痰がからんだような咳、くしゃみ、鼻水(水のような鼻水は粘液性となり膿状になります)、 鼻づまりのため頭が重く不機嫌、記憶力の低下、根気がなくなる、においを感じなくなる こともあります。

治療

抗生物質や消炎酵素剤が処方されます。 また、抗生物質や副腎皮質ホルモン剤などを霧状にして直接鼻腔に噴霧するネブライザー 療法や、鼻の洗浄も有効です。

家庭でのケア

鼻を片方ずつかんで鼻汁をためないこと。 かぜの後に起こしやすいので、かぜを長引かせないようにしましょう。

片山こどもクリニック