こどもの病気

こどものツボ2

斜視

どんな病気?

片方の目が内側を向いているのを内斜視。 逆に、外側を向いているのが外斜視といいます。 斜視があると正常な方の目だけでを使って物を見ようとするので、斜視の方の目は視力が発達しにくく なります。

仮性内斜視(偽斜視)

赤ちゃんの斜視の場合、ほとんどが仮性内斜視です。 両目が内側によっているように見えることがありますが、赤ちゃんの場合は鼻が低く、左右の目の間 がはなれているので一見、斜視に見えることがあります。 しかし、大きくなって鼻が高くなってくると内側によって見えなくなります。 ただし、6ケ月を過ぎても斜視の傾向が見られるようなら眼科を受診してください。

遠視

遠視があると目を内側に寄せると見えるようになるので、内斜視になります。 遠視が原因で斜視になった場合はめがねをかけて矯正します。それでも治らない場合は手術が必要に なります。

治療の時期

両目で物を見る機能が完成するのが5-6才です。そのため、その前に斜視の治療は行われますので2 -3才ごろにはじめることが多いです。

片山こどもクリニック