こどものツボ2
        出血をとめるには
    子供は思いも掛けないようなことをして、怪我をし出血することがあります。 
          出血の量が多くなればなるほど顔は蒼白くなり、 皮膚は冷や汗をかいたようにジトジトしてきます。 
          脈は弱く速くなり、吐き気をもよおしたり、喉の渇きを訴えたりします。 
      出血が多くなると、ショック症状が強くなり、死に至ることになります。素早く血を止めることが必要です。
        直接圧迫
        直接圧迫は最も勧められる効果的な方法です。 
          止血するためには出血している傷口にガーゼなどを当てて、直接押さえます。 
          しばらく押さえたまま可能なら患部を少し高くします。 
          出血がおさまってきたらガーゼを外さずに上から包帯をします。
           
          全身どこの傷でもこの方法で簡単に確実に止血できます。
      止血点を押さえる方法
      手や足の動脈性出血の場合は、止血点を押さえる方法と組み合わせて行えば、容易に止血できます。 
      
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腕の場合…親指と他の4本の指の間に子供の上腕の中央を置き、上腕骨に向け指で押さえるようにします。
          
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足の場合…骨盤と足の付け根を結んだ線上に手のひらを置き下へ向けて体重を少し乗せます。 
             子供の体格の大きさに応じて体重を乗せます。
          
          
         止血点を押さえている間に直接圧迫を施します。この2つの止血法を組み合わせて使うことにより、 
        ほとんどの止血ができます。
      
       
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