こどもの病気

こどものツボ2

発達障害

精神遅滞(知的障害)

・知的機能(知能指数)がおよそ70以下(平均値100)
  *知能指数(IQ)=発達年齢(発達検査結果による年齢)/生活年齢(実年齢)×100
・身辺処理・家庭生活・余暇活動などの適応行動への困難がある
・これら2つが18歳までに現れること

この3つの要件を満たすことを言います。
この障害には、コミュニケーションや歩行の遅れる子どもたちもいます。

広汎性発達障害

人との関わり:自分から相手への一方的な関わり方(逆も)や目が合わない、呼びかけに応じないなど
コミュニケーション:言葉の遅れややり取りの力が弱い
興味や関心の偏り:同じことを繰り返して遊ぶことが好き、同じパターンが続くことが好き

これらを主症状とし、3歳以前に発症することを言います。
この障害には、指差しや言葉で要求せずに、相手の手をとり要求したり、ドアの開閉をずっと続けたりする子どもたちもいます。

注意欠陥(如)多動性障害(ADHD)

多動性:じっとしていられない、しゃべりすぎる
衝動性:順番が待てない、すぐに手が出る
不注意:ぼーっとしている、だらしない

これらの症状の有無で、単独のものや混合のものがあります。
「見たい」「触りたい」「やってみたい」という要求が強すぎてあちこちに関心がいき、次々に新しいことを始めてしまうために、今の行動が後回しになったりします。

学習障害(LD)

・全般的に知的発達に遅れはありませんが、聞く・話す・読む・書く・計算するなど努力しても習得や使用に困難があります。
(大体2学年以下の学習)
例えば、教科書はすらすら読めるのに漢字が書けなかったり、読み書きはできますが計算ができなかったりします。

 

上記にあげた発達障害は代表的なものです。(複数の医療機関で異なる診断がつく場合や複数の診断名がつく場合もあります。)
当てはまるからといって、その子が障害であると決まったわけではありません。
お子さんの様子で少しでも気になることがあれば、専門医に相談されることをお勧めします。
また、しっかり健診をすることが早期発見にもつながります。

片山こどもクリニック