こどものツボ2
タコと魚の目
「タコ」は、皮膚の角質層という部分がかたくなって盛り上がった状態のもので、同じ場所に長い間強い刺激が加わっていると起こります。
医学的には胼胝腫(べんちしゅ)といいます。
タコは皮膚が外からの刺激に対して皮膚を厚くして体を守ろうとする防御反応のひとつです。
同じようなものに「魚の目」がありますが、これは厚くなった角質層の中心部が皮膚の深いところ(真皮)まで入り込んでいるため、おすととても痛いものです。
医学的には「鶏眼」といいます。
上から見ると中心の部分が透けて見え、魚や鶏の目に見えることからこの名があります。
この中心部は皮膚が厚くなって皮膚呼吸ができなくなるために芯をつくって皮膚呼吸をしたり老廃物を出すようになったものです。
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