こどものツボ2
内股歩行(内旋位歩行)
歩き始めのころに足が内側に向いて歩き、足と足が絡んで転びやすくなる歩き方です。
もともと赤ちゃんの足は、お母さんのおなかの中では足の下の部分(下腿)の軸が内側にねじれています(内捻)が、歩き始めると外側に力が加わるようになりねじれがなくなってきます。
その結果、ふつう3歳くらいまでには内股歩行はみられなくなります。
この年齢になっても治りが悪い場合は、うつ伏せ寝の習慣が関係していることがあります。
うつぶせ寝を続けていると、下腿に内側のねじれの力が加わるため、下腿のもともとの捻じれがよくならず、内股歩行が治らないことがあるからです。
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