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指しゃぶりを止める方法

子どもは、生まれる前からお母さんのお腹で指を吸っています。それほど、指しゃぶりは子どもにとって安心する行為なのです。  指しゃぶりは、その子にとって必要ならば無理に止めさすことはありませんが、ずっと続けていくと歯並びが悪くなったり、その指から爪がなかなか生えにくい、その指が短いままになったりという問題もあります。  
子どもの様子を見ながら、時期を見計らって指しゃぶりを止めれるといいですね。  
そこで、指しゃぶりを止める方法を少し紹介したいと思います。

【指しゃぶりを止める方法】

@昔ながらのからしやわさび、梅などを指にぬる方法
A指しゃぶりを止める専用のマニキュアを爪にぬる方法
B指しゃぶりを止める専用の手袋をはめたり、指に包帯をまいたりする方法
C指に“鬼”など恐いものの絵を描く方法
D歯医者さんの第三者のような人からやめるよう促す方法 (続けていくと歯並びなどに影響し、よくないということがわかる年齢の子どもに効果的です。)
E自分で恥ずかしいと気づく方法 (お泊まり会や同級生に注意されるなどのきっかけがあればいいですね。)
F子どもとたくさん遊ぶ方法 (今以上に子どもと関わる方法が最も効果的です。寝る前に毎日絵本を読んだり、褒めたり、スキンショップをするなどいろいろな関わりがありますよ。)

指しゃぶりを止めるにはこの他にもいろいろと方法がありますが、
絶対に「無理に止めさせようとしないこと」 「親子で一緒に努力すること」(指を使って止める方法を試みた時「○○だから、止めようか」などと声かけをしながら、一緒に行うなど)がとても大事です。
その子に合ったやり方を見つけて、ゆっくりと進めてみて下さいね。

片山こどもクリニック