二月に入り、寒さもますます厳しくなってきました。 最近、病後児保育室での利用において『気管支炎』でのご利用のお子様が増えています。 子供達は、朝夕の気温の変化などで、せきやくしゃみ、鼻水をよく出します。 一番多いのは「かぜ」によるものですが「コンコン」というせきだけでも、いろいろな症状・病気が疑われます。 今回は『気管支炎』について、お話したいと思います。
ウイルスや細菌が気管の粘膜について炎症をおこします。 のどや鼻の炎症がのどから気管支におよんでしまう経過がほとんどです。 初めに出る症状:コンコンという乾いたせきが出ます。 続いておこる症状:たんのからんだゴホゴホというせきが出ます。 気管の狭い2歳以下の子はたんを吐き出しにくいので 呼吸のたびにゼーゼーすることも。 ご家庭でのケア 室内が乾燥していると、せきが出やすくなります。湿度60%くらいに上げると、呼吸が楽になります。加湿器やぬらしたタオルなどで、乾燥を防ぎましょう。空気が汚れないように換気もこまめに。タバコは厳禁です!! せきやたんを出しやすくするため、また熱で水分を奪われた体の脱水を防ぐために、湯ざまし・イオン飲料・むぎ茶など少しずつ何回かに分けて、こまめに水分補給しましょう。 安静が1番ですが、無理に寝かせる必要はありません。せきがひどい時には、うつぶせやたて抱きにして、背中をかるくたたくとタンが出やすくなります。少し上半身を高くして寝かせると、呼吸が楽に。 お風呂の湯気がせきをさそうので、せきがひどい時は入浴はさけましょう。 症状が重いとせきがひどくなり、呼吸が苦しく顔色が悪くなって 肺炎や細気管支炎(気管支のさらに奥にある細気管支が炎症をおこすもの)に進むことも!! せきが続く時は、高熱でなくても、もう一度受診しましょう。
ウイルスや細菌が気管の粘膜について炎症をおこします。
のどや鼻の炎症がのどから気管支におよんでしまう経過がほとんどです。
初めに出る症状:コンコンという乾いたせきが出ます。
続いておこる症状:たんのからんだゴホゴホというせきが出ます。
気管の狭い2歳以下の子はたんを吐き出しにくいので 呼吸のたびにゼーゼーすることも。
こどものツボ・赤ちゃん小児病気事故ケガ応急処置とホームケア より
※病児保育室からのお願い 片山こどもクリニック 病後児保育室では、お迎えの際、入り口で『暗証番号』を確認させていただいております。朝送って頂く方とお迎えの方が違う場合、お迎えの方に暗証番号をお伝え下さい。 ご協力お願い致します。
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