看護士

 

病後児保育だより
2009.10月号

風や空の様子もめっきり秋らしくなり、肌寒さを感じるようになりました。
現在、この地域でも新型インフルエンザが大流行しています。また、病児保育室には、かぜやみずぼうそう・おたふく風邪などの感染症で入室する子が増えてきています。日頃から手洗い、うがいを習慣づけるとともに、ウイルスに負けない体づくりを心がけたいですね。

 

 

もぐら保育室からのお願いとお知らせもぐら

☆保育室の室温・湿度の管理には気をつけていますが、夢中になって遊んでいるうちにじっとりと汗をかいてしまったり、手洗いの時に袖をぬらしてしまったりと、着替えがたくさん必要になることがあります。着替えは多めに用意してください。年齢の大きなお子さんでも、パジャマの他に最低1組は持ってきてください。

☆春日井市保育課から病児保育におけるインフルエンザの受け入れについて今年5月に指針がだされています。
<当面の間、新型インフルエンザと診断されたこどもの受け入れは出来ません。>インフルエンザ以外の疾患については今までどおり受け入れています。ご理解のほどよろしくお願いします。

   

秋から冬にかけての健康管理秋

☆睡眠はしっかりと!

この時期は運動会、遠足、家族での行楽など楽しいことがいっぱい。一年中で最も充実した時期ですが、同時に体調を崩しやすい時期でもあります。バランスの良い食生活をこころがけ、睡眠や休養を十分にとり、疲れをためて体調を崩すことのないよう気をつけてあげましょう。

☆衣類の調節について

寒暖の差が激しい時期なので、すぐに脱ぎ着ができるように、薄手の重ね着がおすすめです。下着の上に直接厚手のトレーナーやフリースを着るのではなく、
下着 + 薄手のTシャツ + カーディガンやトレーナーなどがいいでしょう。この時期、汗をかいてそのままにしていると、体が冷えてしまいます。タオルで拭く、下着を替えるなど、こまめに対応してあげたいですね。

柿

先日新聞でみつけた素敵な言葉を紹介したいと思います。

『そのままでいいがな』

これは、相田みつをさんの言葉です。
わが子を、ほかの子と比べてはいけないと頭ではわかっていても、ついつい比べて、あせったり、不安になって、こどもに無理な要求をしたり、あるいはほかの子に比べて優れているわが子に優越感を抱き、必要以上に期待をかけてしまったり。子育て中には誰でも経験のあることではないでしょうか。
わが子の良い所も悪いところもそのままを受け入れるということは、時としてとても難しいこともありますが、そういったときにこの言葉を思い出して、フッと肩の力をぬいてほしいなと思います。

片山こどもクリニック