『こどものツボ』 U.よくある症状とその看護
たばこの誤飲
たばこによる中毒事故は、すべて親の不注意が原因で起こります。とくに0〜2歳児に多く発生しています。
たばこの葉に含まれるニコチンは、食べてすぐ胃から吸収されることはありませんが、水に溶けている場合は吸収が早くと
ても危険です。
「いつごろ」、「どれくらい」食べたかを確認し、食べた量にかかわらず、病院に連絡し指示を受けることが必要です。
* たばこを2cm以上食べた時・・・・・非常に危険
* たばこの溶けた水を飲んだ時・・・非常に危険
症状
・顔色が悪くなり吐く。
・ひどくなると、ぐったりしたり、けいれんを起こしたり、声をかけても反応が鈍くなったりします。
家庭ですること
吐かせる (気管につまらせないように注意すること)
* たばこだけを食べた時・・・・・・・・・・・・何も飲ませずに吐かせる。
* たばこの溶けた水を飲んだ時・・・・・・水か牛乳を飲ませてから吐かせる。
治療
胃洗浄 (胃に管を入れ、水で洗ってたばこをだします)
たばこの煙
赤ちゃんの鼻やのど、気管支の粘膜は非常に敏感です。
たばこの煙は粘膜を刺激し、咳を誘発し、喘息をもつ子どもでは発作を起こす原因となります。
たばこは、「百害あって一利なし」といわれます。できるだけ早くやめましょう。
赤ちゃんの鼻やのど、気管支の粘膜は非常に敏感です。
たばこの煙は粘膜を刺激し、咳を誘発し、喘息をもつ子どもでは発作を起こす原因となります。
たばこは、「百害あって一利なし」といわれます。できるだけ早くやめましょう。