| ■ 虫唾が走る | 2006.8.23 |
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とても気持ち悪く吐きそうなくらい嫌悪の情が強いときに「虫唾が走る」といいます。 このときの「虫」とは何の虫でしょう。（無視できません）昔から日本人は身体の中に実体のない「虫」がいると考えられていたようです。 「苦虫をつぶす」「腹の虫」「虫の居所が悪い」「疳の虫」などです。 強い吐き気があって、胃液が口の中に逆流したときに味わうあの何ともいえないすっぱい味があたかも身体の中の虫が出てきたように感じられたので「虫唾が走る」（もとは虫酢とも）と表現したものです。 英語でいえば disgusting 「ゲッ」 |