■ あげる2006.8.31

子どもに「後でお菓子を買ってあげるからね」とか「本を読んであげる」という言い方をよく聞きます。
この場合の「あげる」は謙譲語ですから親が子どもに使うのは本来おかしいのです。
「あげる」がだんだんと「やる」の丁寧語の意味をもってきているのでしょう。
これらを他の人に話すときはやはり「後でお菓子をかってやりました」とか「本を読んでやりました。」というべきでしょう。
日本語は難しい。とうよりも言葉は難しい。時代によって使われ方が代わってきますから。


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