■ 亜鉛華軟膏-

鉛華軟膏は白色軟膏を基剤とするため、患部の滲出液の吸収性に優れ、更に皮膚軟化性及び皮膚密着性を有するため、肉芽形成・表皮形成を促進させる働きがあると考えられます。

亜鉛華単軟膏は酸化亜鉛を10%含有し、患部の保護作用に優れています。

つまり、症状初期の滲出液が多い場合には亜鉛華軟膏、肉芽形成後は亜鉛華単軟膏を用いることが考えられます。また、酸化亜鉛の含有量が多いと長期使用で皮膚の乾燥を招き、発赤、 痒が再現してくるため、そのような場合は酸化亜鉛を20%含有する亜鉛華軟膏より、酸化亜鉛10%含有の亜鉛華単軟膏が適当とも考えられます。



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