■ サリン |
また毒ガスサリンが登場した シリアで使われたようです サリンは神経毒と言って、神経の信号を伝えるアセチルコリンに関係しています アセチルコリンを分解するコリンエステラーゼにサリンがくっついて働かなくしてしまう結果アセチルコリン過剰状態、おもに副交感神経が興奮する状態です。 もちろんそのままですと命にかかわることになりますから、PAMというサリンをコリンエステラーゼから切り離す薬や過剰になったアセチルコリンが働かないようにアトロピンを投与します それでもきわめて毒性が強いので、命が助かっても後遺症で苦しむことになります 誰が何のためにこんな物質を作り出したのでしょうか 答え:サリン (サリンを作った4名の科学者の頭文字) 人間は恐ろしい |