■ 山河破れて国あり2011.08.03

ー五木寛之:作家ー

大戦後の世界は「国破れて山河あり」だったが、今回の震災後は一見美しい自然は残っているように見えても放射能汚染がすすむ見えない恐怖におびえざるを得ない現実です。
一方、形としての国はまだあります。
「国は私たちを最後まで守ってくれない」から「自分の動物的な感覚を信じるしかない」