3.今はやっている病気

◆流行性嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)◆

嘔吐と下痢が突然始まるウイルスによる胃腸炎です。

  • 病原体
    ロタウイルス、ノロウイルス、腸管アデノウイルスなど。ロタウイルス、ノロウイルスは冬に多く、アデノウイルスは一年を通じて発生します。
  • 潜伏期間
    1〜3日
  • 感染経路
    主に経口感染ですが、飛沫感染も重要と考えられています。
  • 症状
    嘔吐と下痢が主な症状で、時に便が牛乳のように白くなることもあります。3〜7日で収まりますが、脱水症状に注意しなければいけません。
  • 治療方法
    脱水症に注意する対症療法になります。
  • 予防方法
    うがい、手洗いなどが大切です。また、吐いたものや便の取り扱いにも気をつけましょう。
  • 登校基準
    下痢・嘔吐症状がなくなり、全身状態がよくなれば登校可能です。

  • 参考
  • ノロウィルスに関するQ&A  「厚生省ホームページ」より
  • ノロウイルス(ノーウォーク様ウイルス、SRSV)による感染性胃腸炎について  「横浜市衛生研究所 感染症・保健衛生情報」より
  • ロタウイルスによる感染性胃腸炎について  「横浜市衛生研究所 感染症・保健衛生情報」より
  • アデノウイルス感染症について  「横浜市衛生研究所 感染症・保健衛生情報」より


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