8.くすりについて(当院からの情報)
当院で処方されている薬
下剤(便秘薬)
★酸化マグネシウム(塩類下剤)
腸の運動を抑制、また腸における水分、電解質の分泌を抑制、吸収を促進し下痢を止める作用をします。また、下痢に伴う腹痛や腹部不快感を改善する働きもあります。
副作用
長期の大量の内服によって、代謝の異常が起こることがあります。
※水分を吸収して排便を促すため、薬を服用したらコップ2杯くらいの水分を摂るようにしてください。(牛乳は×)
★ラキソベロン(大腸刺激性下剤)
胃、小腸ではほとんど作用せず、大腸の腸粘膜に作用して大腸の動きを活発にします。大腸で水分が吸収されるのを抑えて便をやわらかくし、排便を促します。
副作用
腹痛やお腹が張ったりすることがあります。
*禁忌
虫垂炎(盲腸)などの急性腹部症状には症状が悪化するため使用しないでください。
★レシカルボン坐剤
腸の中で徐々に炭酸ガスを発生させることにより、腸の運動を亢進させ排便を促します。
副作用
下腹部痛、不快感が起こることがあります。
★マルツエキス
麦芽糖の緩やかな発酵作用が腸の運動を亢進させ便を排出させます。特別な副作用はありません。
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