8.くすりについて(当院からの情報)

当院で処方されている薬

発作を止める薬

アレルギー性鼻炎には多くの場合アレルギー性結膜炎がいっしょに起こります。結膜炎には点眼薬が主に使われます。

★気管支拡張剤

これは気管支をひろげ、タンをだしやすくして呼吸を楽にする薬です。気管支拡張剤には大きく分けて2種類あり、それぞれ異なったはたらきにより気管支をひろげます。したがって、両方の薬を同時に使うこともあり、これによってより多くの効果がえられます。 ベータ刺激剤:ふつうのカゼのときにもよく使われる薬です。 デオフィリン剤:テオドールRやテオドングRなどの薬です。苦しそうな咳が続いたり、ゼーゼーという音が聞かれたりする場合には、ベータ刺激剤と合わせて使います。飲み薬のほかに座薬もあります。

★ステロイド剤(ホルモン剤

発作がひどい時に使われます。とても投下がありますが、長く使うと副作用もあります。吸入用の薬は副作用が少ないため、予防的に使われることがあります。

発作を予防するための薬

★抗アレルギー剤

これは気管支に加わるいろいろな刺激をやわらげて、発作を起こしにくくする薬です。 発作を予防背薄くすりですから、発作が起きている時にはほとんど効果を示しません。
吸入薬:インタールR
飲み薬:ザジデンR、リザベンR、アゼプチンR、オノンRなど
これらはいずれも1〜6ヶ月使い続ける必要があります。そうすることによって発作のおこる回数が少なくなり、発作そのものも軽くなっていきます。

★漢方薬

漢方薬がぜんそくにとてもよく効くことがあります。

*気管支拡張剤

喘息発作でせまくなった気管支(空気の通りみち)を直接ひろげて呼吸を楽にさせます。

飲み薬(メプチンミニ)
携帯用吸入器(メプチンエアー・メプチンキットエアー)
テープ(ホクナリンテープ・ツロブテロールテープ)

*予防薬(インタール)

この薬は発作を予防する薬で1日2〜4回吸入します。これだけでは起きている発作は抑えられません。


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