■ 2回接種すればよい? | 2017 1 29 |
大人の麻疹、風疹の流行が繰り返されることへの対策として、大学や専門学校などの入学の際に麻疹風疹の接種証明書なるものを提出することが多くなってきています しかしこの証明書の内容を見る限りお寒いものがあります つまり抗体検査をしてその結果を証明する場合はよいのですが、過去に2回麻疹風疹を接種していた場合、接種記録があればそれでよし、とするばかげた証明書がまかりとおっていることです。 正直言って学校関係の人たちはもう少し勉強してからちゃんとした対策をとっていただきたいと切に願うものです この流れには、予防接種を2回接種すればみんな免疫がつく、という誤りが含まれています。その結果は、今後も依然として麻疹風疹の流行が続き、その被害を受ける子供たちがなくならないことでしょう。 メタボ検診にかけている膨大な費用をワクチンの抗体検査にかかる費用にまわすべきです。 医療経済学的に見て、メタボ検診は費用効果が低いということは常識で(なぜなら病気を先送りしているのみ、検診そのものに膨大な費用が掛かっているから)費用効果の高さが証明されている予防接種に力を入れるべきです 社会的にもはるかに意義のあることです もっとメディアのみなさんが勉強してちゃんとした情報を流してくれればよいのですが。 芸能関係の記事だけは元が取れるので徹底的な調査を行っています。 そのエネルギーのなん分の一かをこれらの分野に注いでもらえないかな。 |