■ 野次2014.6.20

「野次(やじ)る」とは、他人の言動に、ひやかしや非難の言葉を浴びせ、あるいは人の言葉や行動を茶化してそのペースを狂わせることです。

国会での答弁などを見ていると、よく野党が大臣の答えに満足できず、大声で野次を飛ばしている人がいますね。あれのことです。

この「野次」は動詞形で「野次る」といいますが、あの群集心理の代名詞ともいえる「野次馬」が短縮されてできた言葉で、野次馬そのものの意味として用いられています。

この「野次(やじ)馬」の語源については、ある一説では「親父馬」のことで、つまり老馬のことで、いつも若い馬の尻について歩くので、いつのまにか、人の後についてわけもなく騒ぎ立てる人々の意味に変化していったということです。

「野次(やじ)馬」とは「親父馬(オヤヂうま)」のオが省略されて「ヤジ馬」になったとのことです。
言葉のルーツ より
http://kotoba.coresv.com/KOTOBA1-125-2.html