■ 仏、全国で3度目のロックダウン入り 学校も閉鎖 | 4/1(木) 5:13配信 |
フランスのマクロン大統領は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パリなどに適用していたロックダウン措置を全国に拡大すると発表した。写真は31日、テレビ演説するマクロン大統領(2021年 ロイター/Stephane Mahe) [パリ 31日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パリなどに適用していたロックダウン(都市封鎖)措置を全国に拡大すると発表した。 ロックダウンの全国的な発動は昨年11月に続き3度目。4月3日から最低1カ月間継続するほか、学校も今週末以降3週間閉鎖する。 マクロン氏はテレビ演説で「今行動しないと制御不能になる。ロックダウンはウイルス感染のスピードを抑える最適な方法だ」と述べ、国民に理解を求めた。 フランスの新規感染者は約4万人と2月から倍増。集中治療室(ICU)の患者は5000人を超え、前回のロックダウン時のピークを上回っている。 マクロン氏はICUの収容人数を1万人に増やす方針を示すとともに、人口の12%程度にとどまっているワクチン接種の加速を訴えた。 |