予防する病気と説明 |
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)…耳の下の耳下腺や顎下腺、舌下腺がはれ、とても痛くてつらい病気です。 また、髄膜炎や脳炎、難聴、不妊なども起こすことがあります。 |
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ワクチンの種類 | 生ワクチン |
標準の接種年齢と回数 | 1歳以上で1回 |
次の予防接種までの期間 | 27日間以上 |
副反応 |
接種後 2〜3週間して、耳の下がはれたり、熱が出たりする人が100人中2〜3人いますが、いずれも一時的なものです。 また、まれに髄膜炎が起こることがあります。 |
病気について | おたふくかぜは、流行性耳下腺炎・ムンプスとも言われる病気で、単に耳の下が腫れる病気だけではなく、体全体の病気と考える必要があります。体全体の腺という組織、つまり耳下腺とか膵臓、卵巣、精巣に障害をもたらします。 合併症としては髄膜炎が多く、また耳が聞こえなくなったり、睾丸炎や卵巣炎を起こして不妊症の原因にもなります。 おたふくのワクチンの効果は、他の生ワクチンと比べるとやや弱いような印象があります。しかしこの病気にかかった場合、いろいろな合併症は起こりにくくなり効果があります。 日本では以前行われていたMMRが中止になり現在は任意接種1回になっていますので接種率が低く、流行を繰り返しています。他の国ではMMRの2回接種が多いためかなり流行は抑えられています。 おたふくかぜと似た病気に反復性耳下腺炎という病気があり何回もおたふくになるということが言われますがこれは、風邪を引いたときに耳下腺が腫れやすいと考えてよいと思います。はっきりさせるためには血液検査で抗体がついているか調べればわかります。 |
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卵アレルギーについて | おたふくかぜのワクチンもはしかのワクチンと同様鳥の卵を使って作られていますので、その成分がワクチンの中に入っている可能性が否定できません。したがって強い卵アレルギーの方は注意してうつ必要があります。 |