BCGに関する |
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Q: 予防する病気は? |
A:結核 結核は日本でも昔は非常に多い病気でしたが、今ではかなり減ってきています。しかし、まだ毎年多くの新しい患者さんが発症しており、大人から子どもへ感染することも少なくはありません。また結核に対する抵抗力は母親からもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。特に小さい子どもがかかると肺だけでなく、全身の結核症や結核性髄膜炎になり、重い後遺症を残すことがあります。 |
Q: ワクチンの種類は? |
A: 生ワクチン |
Q: 標準の接種年齢と回数は? |
A: 生後3ヶ月〜6ヶ月未満までに1回接種 |
Q: 副反応はあるの? |
A: 接種後3ヶ月を過ぎても膿がおさまらない、いったん乾いた所が再び膿をもってくることがあります。また、接種後1〜3ヵ月後に脇の下のリンパ節がはれることがありますが、2〜3ヶ月で自然になくなります。 |
Q: 次に別のワクチンを接種するまでの期間は? |
A: 27日間以上 |
Q: 正常な経過とは? |
A: 接種後すぐには変化なく、10日後ぐらいから針のあとと同じ場所にポツポツと赤い点ができてきて、日がたつにつれてその発赤が徐々に大きくなっていきます。このような反応は接種後1〜2ヶ月ころに最も強くなり、場合によっては針のあとがうみをもつこともありますが、3〜4ヶ月ほどで小さなあとが残る程度に治っていきます。 |
Q: 注意事項はある? |
A: 普通の反応が接種後10日くらいから始まるのに対し、早ければ接種後1、2日、遅くとも10日以内に接種部位が赤くはれたり、うみをもったりし、2〜4週間ぐらいで治っていくことがあります。これは”コッホ現象”と呼ばれるもので、有害な反応ではありませんが、検査や指導の為すぐに医師の診察を受ける必要があります。 |