超暗黒帝国ダルクの幹部 結核軍団の司令官。
怪物ケッカーが引き起こす結核は50年前まで日本でも国民病として最大の敵で、年間10万人が亡くなっていた。多くの有名人も若くして命を落としている。
現在は年間死亡者が3000人以下になっていているが新たに患者になる人も20000人以上いる。BCGの普及によりこどもたちはケッカーから守られ、2014年は14歳までの患者は49人、粟粒結核や結核性髄膜炎になった人は6人に減っている。
しかし世界では依然として年間900万人の患者と200万人が亡くなる最大の敵で、マラリアとエイズに並んで世界三大感染症の一つだ。
- 武器
- 飛行能力:
空気感染、つまり患者の咳とともに四方八方に空を飛び、ほかの人間の口や鼻から肺の中に入り込む。
ミコールバリアー:
体中をミコール酸という厚い膜で覆っているので、ふつうの消毒薬ではやっつけることができない。
寄生能力:
ケッカーは人間の肺の中に入ったとき、ヨボーレンジャーたちが撃ちだすマクロファージビームのマクロファージャーにやられるどころかマクロファージャーの中に入り込んで攻撃をかわし、しかもマクロファージャーの中で生き続けることができる。
薬剤耐性システム:
ふつうのケッカーは、リファンピシンとイソニアシドという2種類のヨボーレンジャーのアンティバイオティックビームでやっつけることができるが、最近のケッカーはこれらがききにくい多剤耐性ケッカーに変身してきている。
- 対策
- BCG:
ケッカーは、大人の場合は肺からゆっくり攻撃するが、子供たちを攻撃する時は直接血液の中に入り込んで一気に広がり粟粒結核や髄膜炎という病気を起こす。
マクロファージャーの力が弱い子どもたちにはBCGでなるべく早くマクロファージャーの力をつけておくことが必要。
抗生物質アンチバイオティックビーム:
もしケッカーによって結核にかかったら、複数のアンチバイオティックビームで戦わなければならない。