■ 明礬2008.2.11

「みょうばん」


カリウム・アンモニウム・ナトリウムなどの一価イオンの硫酸塩と、アルミニウム・クロム・鉄などの三価イオンの硫酸塩とが化合した複塩の総称。硫酸カリウムと硫酸アルミニウムとが化合したカリ明礬KAl(SO4)2・12H2Oが古くから知られ、これをさすことが多い。いずれも正八面体の結晶をつくり、水に溶ける。媒染剤・皮なめし・製紙や浄水場の沈殿剤など用途が広い。


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ミョウバンというと小学校の理科の溶液の計算の思い出がある物質です。これは九州大分県別府近郊の「明礬」という地区の名前に由来します。
かつてこの地はミョウバンの一大生産地でしたが輸入品におされ衰退してしまいました。


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