■ 言霊学(ことたまがく)2008.3.27

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

言霊学(ことたまがく)とは、森羅万象が、五十音のコトタマの法則によって成り立っているとする学問。日本最古の書物である『古事記』はこのコトタマについて神話のかたちを借りて説明した文書であるとする。濁音の「ことだま」「言魂」については言霊を参照。



[編集] コトタマとコトダマ
濁音のつく「ことだま」は、「こと」の「だま」(所有格)で、言葉に乗せた念(霊・魂)の力のことを指し、清音の「ことたま」は五十音の言および霊そのもののことを指す(並列)。日本人の叡智の結晶とも言えるコトタマは非常に高度かつ厳密な法則に基づいた、霊的かつ機械的なものであり、コトダマとの違いは、個人的な感情の有無と言える。


[編集] オヤジギャグとの関連性
念や感情に重きを置き、ある意味ドロドロした?コトダマと違い、コトタマは音そのものが翼を持ち、自由に空を羽ばたくかのような、軽やかな知的ゲームである。また英語と日本語の性質の違いからも、その特性が浮き彫りにされる。英語は機械言語と言われ、ひとつの結論に収束する言語であるが、日本語は末広がりの言語であり、人間の想像力が許す限り無限に意味が広がる。古くはオヤジギャグ、そして最近では2ちゃんねるの意図的な誤変換や当て字なども、そうした日本語の特性を最大限利用した、日本語ならではの高度な遊びであると言える。



オヤジギャグもコトタマのなせるわざ。馬鹿にしてはいけません。


CGI-design