■ 甘草 | 2008.6.13 |
かん‐ぞう マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。根にサポニンを含み、去痰(きょたん)・胃潰瘍(いかいよう)などの薬とし、またビール・タバコ・醤油の甘味料に使用。あまき。あまくさ。《季 夏》「―や昨日の花の枯れ添へる/たかし」 サポニン【saponin】 「 広く植物界に存在する、サポゲニンという多環式化合物と糖とが結合した配糖体。無定形の粉末で、水溶液はよく泡立つ。溶血作用・強心作用・利尿作用・去痰(きょたん)作用などがある。薬用に用いられるほか、発泡剤・洗浄剤などにも使用。 [ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] 植物の力はすごいものがあります |