| ■ ゲンノショウコ | 2008.7.7 |
どこの道端や田畑にもみかける草花であるゲンノショウコは昔から下痢止めの生薬として使われてきました。葉に含まれるゲラニインという物質のはたらきによるものです。名前も「現に証拠が現れる」から名づけられています。 かつては赤痢にも処方されていました。 ゲラニインはタンニンの一種です タンニン【tannin】 一般に、水溶液が強い収斂(しゅうれん)性をもち、皮をなめす性質のある物質の総称。数種の有機化合物の混合物。植物界に広く存在し、俗に渋ともいい、五倍子(ふし)・没食子(もっしょくし)に多く含まれる。皮なめし剤・媒染剤・インクなどに利用。 [ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] |