■ サラサ | 2008.7.26 |
サラサ【(ポルトガル)saraa】【更紗】 1 主に木綿地に、人物・花・鳥獣などの模様を多色で染め出したもの。室町時代末にインドやジャワなどから舶載され、日本でも生産した。直接染料で模様を描いた描(か)き更紗や、型を用いて捺染(なっせん)したものなどがある。16世紀末のインドで極上多彩の木綿布をsarasoまたsarassesと呼んだところからの名という。印花布。花布。 2 花の色で、紅白がまじって、サラサ染めに似たもの。 3 「サラサ形」の略。 4 「サラサ紙」の略。 「さらさ」という食べ物がありました。 食べ物にも着物の色彩の表現を取り入れていることに日本人の繊細さが伺い知れます |