■ 冷奴 | 2006.8.21 |
暑い夏がやってきました。夏に冷奴は良く似合う食べ物です。この冷奴の「やっこ」とは、どのような意味なのでしょうか。「やっこ」とは、もともと江戸時代の武家屋敷で働いていた身分の低い召し使いのことです。このやっこは大きな四角形に染めた半纏をいつも着ていることが多いのでこの四角形の模様から、食べ物を大き目の四角形に切ることを「やっこに切る」と表現します。冷奴は豆腐をやっこに切って、食べることから冷奴と呼ばれるようになりました。 さて、このやっこのおいしい食べ方です。まず、取り出した豆腐は、しばらく水につけておきます。そして一度水を取り出してから、新しくおいしい水をそこに入れます。そのような豆腐を冷蔵庫でしばらく冷やしてあとで取り出して食べると、とてもおいしくいただけます。 |