■ 炭鉱のカナリア2009.2.5

昔炭鉱では、有毒ガスの発生を早く知るためにかごに入れたカナリアを使ったことはよく知られています。
また、炭鉱は落盤事故がつきものでしたが、これを事前に察知するためにゴキブリの動きを観察することが行われていました。ゴキブリは空気の抵抗の変化を感じるセンサーが発達していて、わずかな周囲の動きの変化を感じ取るとすたこらさっさと走ったり富んだりして逃げることができます。
これと似たことが地震とナマズの関係にもあり、ナマズは地震のときに起こる地盤のゆがみで発生する磁力の変化を読み取り暴れだすようです。

今後は機械だけではなく、生物を利用した災害予知のシステムの研究が発達する余地がありそうです。(小さな生物をよちよちとかわいがることが大切です)


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