■ ものもらい2005.09.15

目にできものができた時「ものもらい」といいますが、「ものもらい」は乞食とは関係がありません。
ものもらいは正式には麦粒腫(ばくりゆうしゆ)です。
睫毛の根元に細菌が増えて化膿したもので赤く腫れてとても痛くなります。
昔は抗生物質がありませんでしたので、膿が出て自然に治るのを待つしかなく、治るのにおよそ1週間かかったことから、七軒の家から物をもらって食べると治る、という言い伝えがありそれが「ものもらい」となりました。
麦粒腫(ばくりゆうしゆ)とよく似た病気に霰粒腫というものがあります。これはマイボーム腺という目の表面に油を出すところがつまってはれてくるものです。
これはあまり痛くありませんがなかなか治りません。


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