■ 薬指 | 2010.5.13 |
薬指の語源” 薬師如来が悟りや祈りを象徴的に表すのに薬指を使うところから、 薬指を薬師如来と結びつけたという説がある。 薬師をクスシと読んで、クスシユビになったという。 また、薬指は当時から薬を付けるために使われており、 そのことから、クスシユビがクスリユビに変化したらしい。 他方、室町末期にはベニサシユビという言い方もあり、 これは明治期まで盛んに使われた。これは紅を差すのに使う指の意である。 現代では、薬にしろ紅にしろ、薬指を使うことはほとんどない。 (武庫川女子大教授・佐竹秀雄文献より) 薬師は昔は医者のことを意味しました。医者がこの指を使って薬を作ったり、ぬったりしたことも関係しています |