■ 半田ビーズ2010.9.20

東工大の研究グループが開発した半田ビーズが医療の分野で注目されています。
直径が一万分の二ミリという丸いプラスチック製のビーズで中に鉄化合物が含まれています。最近これを利用してかつて問題を起こしたサリドマイドの副作用を起こす原因タンパク質を突き止めることが出来ました。
これは画期的な出来事で、人体の中にある無数のタンパク質の働きを調べることができることになります。
原理は簡単で、このビーズの表面にある物質をくっつけ、細胞が溶けた液の中に入れた後磁石でビーズをひきつけると、この物質と結合するタンパク質だけを集めることが出来るからです。
このビーズを利用して新しい医薬品の開発が一気に進む様子です


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