■ グミ2014.7.3

グミ(独: Gummi、またはFruchtgummi)は、果汁などをゼラチンで固めた菓子の一種である。名称はドイツ語でゴムを意味するGummiに由来する。ドイツと北米では熊をかたどったグミベア(Gummibär、Gummibärchenとも)が、さまざまな形のグミで最も親しまれ定着した形状である。

目次
発祥


ドイツでは強く噛む必要のある食べ物が少なくなり、歯に関する病気にかかる子供が増えていた。そのため硬い菓子を作ることで子供の噛む力を強くし、歯にかかわる病気を防ごうと作られた。1920年ボンのハンス・リーゲルが果汁をゼラチンで固め、コーンスターチをまぶして作り、ハリボー社(Hans Riegel、Bonnの頭文字でHARIBO)を設立して販売した。ドイツの土産として有名であるが、最近では日本国内のバラエティストアやコンビニエンスストアでも売られている。カッチェスやトローリなども有名。

日本の場合

日本では1980年に明治製菓が発売した「コーラアップ」が初の製品である。子供向けの菓子として知られていたが、1988年に同じく明治製菓が発売した「果汁グミ」が女子中高生を中心にヒットし[1]、市場が大きく拡大する。このころ、明治製菓は将来の需要増を見込んで大幅な生産ライン拡大をしたため、一時はグミに関する商品企画ならどんなものでも通ると言われ、ひもグミなどの珍奇な商品も現れた。

外国製のグミは歯ごたえのある食品を作るという当初の目的を満たすため、ゼラチンを30〜40%含み硬い食感を持つものが多い。対して、日本製のものは必ずしも上記の様な目的を持たないので一般的にゼラチン分は20〜30%で全体的に柔らかめの製品が多いが、ゼラチンはその成分の大半がコラーゲンであるので、女性にアピールするためにコラーゲン(ゼラチン)の量を多くした製品も増えてきている。果汁グミには、1袋 (54g) あたり3g前後のコラーゲン(ゼラチン)が含まれており、「グミにはコラーゲンがいっぱい」とパッケージに謳われている。


ちなみに新撰組はできたてのグミを食べて戦ったから強かったそうな。


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