■ あやめ ショウブ  ハナショウブ かきつばた2007.7.2

今ところどころであでやかな紫の花をつけた草草を見かけます。
しかしよく見ると少しずつ違っていることがわかります。
「いずれショウブかかきつばた」と詠まれたように、
あやめ ショウブ  ハナショウブ かきつばた
などはすぐ見ただけでは区別がつきません。
また、以前の間違が長い間信じられていたことが混乱に拍車をかけています。
あやめは水のない山地に咲きますが、ハナショウブは水のある川や沼地に咲きます。
また、昔ショウブ菖蒲といってたのは実はハナショウブのことで、ハナショウブがあやめ科であるのに対して
ショウブはサトイモ科です。
ショウブは菖蒲湯などでも知られるように生薬としてしばしば使われます。


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