おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)に関する |
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Q: 予防する病気は? |
A: おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 耳の下の耳下腺や顎下腺、舌下腺がはれ、とても痛くてつらい病気です。 また、髄膜炎や脳炎、難聴、不妊なども起こすことがあります。 |
Q: ワクチンの種類は? |
A: 生ワクチン |
Q: 標準の接種年齢と回数は? |
A: 1歳以上で1回 成人でも免疫のない人や低い人は接種しておきましょう |
Q: 副反応はある? |
A: 接種後 2〜3週間して、耳の下がはれたり、熱が出たりする人が100人中2〜3人いますが、いずれも一時的なものです。 また、まれに髄膜炎が起こることがあります。 |
Q: 次に別のワクチンを接種するまでの期間は? |
A: 注射の生ワクチンを接種する場合は27日以上、不活化ワクチンの場合は制限なし |
Q: 注意事項はある? |
A: かかると高い熱がでることがありますので、熱性けいれんのある子はぜひ接種しましょう。 |
Q: 卵アレルギーの人はどのように接種すればよいのでしょうか? |
A: http://www.medicos.jp/1-yobou/qa-wakutin-kaisetu/q-else.html ページ 参照 |
Q: ワクチンを受けていてもおたふくかぜにかかってしまうことはありますか? |
A: たしかにおたふくかぜのワクチンはほかのワクチンに比べて免疫がややつきにくいといわれています。しかし病気にかかったときに起こる合併症をかなり防ぐことができます。 |
Q: おたふくかぜの合併症で難聴になる割合はどのくらいですか? |
A: 最近の研究によりおたふくかぜにかかったために起こる難聴の頻度は以前言われていたよりも多いことがわかってきました。(1000人に1人) 一度難聴になると治る見込みがまったくありません。 |
Q: 知らないうちにおたふくかぜにかかってしまうことはありますか? |
A: おたふくかぜのウイルスによる感染の三分の一は症状が現れない不顕性感染といわれています。つまり知らず知らずのうちにおたふくかぜに感染している割合が多いのです 。 |
Q: 以前MMRワクチンが中止になったとき無菌性髄膜炎の副作用が問題になりましたがおたふくかぜだけのワクチンは大丈夫でしょうか? |
A: なぜMMRワクチンで無菌性髄膜炎の副作用が多く起きたのか確定はしていませんが、その時のMMRよりもおたふくかぜワクチンだけの接種のほうが無菌性髄膜炎が起こる頻度は少ないという研究結果が出ています。 今のところMRワクチンとおたふくかぜワクチンの同時接種も控えたほうがよいでしょう 。 |